瓦版2017.10.17 第384号

この夏は、猛暑と豪雨の乱調子お天気に悩まされたが、秋になっても、らしく

ない空模様が続く。来週に迫ってきたお出かけさろん「出雲の國フォーラム」。

当日のお天気をてるてる坊主、いや出雲の神さまにお祈りしなければ・・


・・・・・



コラム<火曜日の鐘> 川島英樹(せたがや文化財団)


先週、ポストに一枚のビラが入っていた。

    

「衆議院議員選挙の小選挙区が改定されました。

今回の衆議院議員総選挙からは、新しい選挙区で選挙が行われます。」

説明はこれだけ。あとは、分かりやすいとは言い難い、改定前後の区分けの

地図があるのみ。裏返すと、2分された選挙区ごとに町名が列挙されていて、

どうやら自分は違う選挙区になったらしいことが分かった。

びっくりした。こないだまでの我らが代議士は、よその選挙区の人になって

しまった。今回の選挙情勢も違うのを見ていたことになる。いくら選挙区でな

く、国民全体の代表とはいえ…。ホームページには先月から出ていたらしい。

全国で多くの選挙区が変わるのは知っていたが、恥かしながら他人事だった。

それにしても、こんな紙きれ一枚のご挨拶か。だんだん、なにかバカにされ

ているような気がしてきた。そして、政治家ご本人たちやメディアばかりが騒

がしいこの国難選挙、そもそも誰が招いたのかを思い出した。

秋のイベント渦中の日曜は、投票に行かれそうにないので、期日前に行く。

期日前投票やったことない方、簡単ですよ。当日より時間かからないくらい。   

貧者の「一投」、食らわせてやりましょう。



















学会コラム<緑と絆の木陰> 坪井ゆづる (朝日新聞論説委員)


安倍首相に質問したら



インターネット上で有名人になってしまった。いまも私の名前で検索すると、


罵詈雑言がわらわらと並んでいる(はずである)。

きっかけは、私が8日の日本記者クラブの党首討論で、安倍晋三首相に質問し


たことだった。加計学園をめぐる首相の国会答弁について聞いたら、首相はい


きなり朝日新聞の報道に、いちゃもんをつけてきた。「一点の曇りもない」と


いった関係者の発言を記事にしていない、というのだ。

驚いた。「記事にしている」と反論すると、「ほんのちょっと。アリバイ作

りにしかしておられない」「本当に胸を張って(記事に)しているということ

ができますか」などと続けた。「できます」と反論すると、「国民の皆さんで

すね、新聞をよくファクトチェックをして」とまで言った。

あきれた。記事にしたのは事実だ。「アリバイ作り」などと新聞社の編集権

を無視したような首相の傲岸さは、「こんな人たち」に通じている。

翌日の朝刊できちんと首相の間違いを報じた(添付記事参照)。だがネット

上では案の定、一方的に首相が正しくて、「朝日記者が平気でウソをついた」

ことにされた。それも組織的に拡散されたようだ。ご丁寧に、ネット上にあっ

た私の情報、スローライフ・フォーラムでの写真なども集めて人物紹介をして

くれていた。

あんなふうに誹謗中傷して、何が楽しいのだろう。あぁ、あほらしや。




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【逸村逸品】ひとこと紹介 ? http://www.facebook.com/slowlifej

長崎県雲仙市「とうふ蒲鉾」。国産の大豆を使用したお豆腐に、有明海の鮮魚

を原料としたすり身を加えたふわふわ蒲鉾です。島原地方伝統の味です。

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■街角から畦道から


竹内義昭 カズコさん(133)


先週13日に引っ越しをした。かつてカズコさんと共に生活した東京の家を売り

払って神奈川県平塚市へ居を移したのは昨年11月だから、ほぼ1年ぶりの再転

居である。


今後のことを考えて妻の生地である平塚を選んだのだった。空き家になってい

る妻の実家に手を入れて住むつもりで、とりあえず賃貸に仮住まいしていたが、

やはりマンションが住み易いだろうとの結論となった。ドア一つに鍵さえかけ

ておけばいいのが最大の理由だ。


それにしても後期高齢者目前の身にとっては、1年間に2回の引っ越しはこた

える。東京から持ってきたカズコさんの大量の荷物が段ボール箱に入ったまま、

倉庫代わりの空き家に置いてあるのが心苦しい。



■まち・むらニュース


・岩手県遠野市 妖怪ともだち大作戦


遠野の妖怪をスマホで撮影した写真を専用サイトに投稿。獲得したポイント数

で賞品がプレゼントされる。妖怪は3種類。無料アプリをインストールできる

スマートフォンがあれば、だれでも参加できる。

実施期間:?11月30日(木) 妖怪出現エリア:市内全域

問合せ:遠野市SL停車場プロジェクト推進委員会 TEL0798-62-2111

https://tono-youkai.com/



・岐阜県多治見市 国際陶磁器フェスティバル美濃‘17


7世紀から焼かれていた須恵器が起源という美濃焼の産地で、3年に一度開催

されている世界最大級の陶磁器の祭典。土と炎の国際交流をメインテーマに、

世界60か国から多彩な作品が一堂に会し、地元の美濃焼産地に密着した多数の

催しが展開されている。

開催期間・時間:22日(日)10時?18時

会場:セラミックパークMINO(多治見市東町)、そのほか。

主催・問合せ:国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会 TEL0572-25-4111

http://www.icfmino.com/outline/



コラム<象さんの散歩>


小澤征爾さんを聴いて・・



先週金曜日、水戸芸術館で、小澤征爾さん指揮ベートーベン交響曲第9番を

聴いた。水戸室内管弦楽団の第100回定期演奏会で、小澤さんが第3・4楽章

のタクトを。歳末の第9の大編成合唱団、大オーケストラとは違った味の室内

管弦楽団もまたよかった。熱情に感激は募った。大拍手やまず。

このとき、また「世田谷に小澤征爾ホールを」の思いが頭をよぎった。

実は、この館は、いまは亡き私の早稲田大学の学友・丸本聡明の夢であった。

彼は、海外の推理小説の翻訳家。音楽にも情熱を傾け、芥川也寸志氏と親しく、

芥川氏がJASLAC(音楽著作権協会)理事長に就いたとき請われて協会の

広報部長に。世田谷に小澤ホールを、の構想は、芥川氏の夢でもあった。

私も、同じ思いをもった。世田谷区は、美術館、演劇館、文学館、それぞれ

全国に注目されるホールをもつが、音楽の殿堂はもたない。片手落ちでないか。

数回訪れた水戸市、また毎年のセイジ・オザワ松本フェステイバルの松本市は、

スローライフのまち。音楽の祭典で市民と外の人が楽しく豊かに交流する。

私は演劇館「世田谷パブリック・シアター」の企画・建設段階から審議会に

加わったが、その頃しきりに。芥川・丸本構想を知って小澤さんの住むまちの

音楽殿堂を夢みた。だが、外に語ったことはなく、この原稿で初めて。

この構想は、世田谷の区の予算だけに頼ることはあるまい。区民から、いや

国内、世界から募金を。そして、評判の悪い「ふるさと納税」の活用はどうか。

世田谷区は全国から「小澤音楽堂」基金を募るべし・・ <川島正英>



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「奈良県十津川村」から・・

10月19日(木)は「玉置神社供湯祭」。十津川温泉郷の3つの源泉としめ縄を

奉納します。このほど架け替えるための、新しいしめ縄作りが行われました。

その様子はこちらから>> http://totsukawa.jugem.jp/?eid=1030

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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> 黒豆枝豆の収穫


和歌山県紀の川市鞆渕は黒豆産地です。暮れになると引っ張りだこになる人気

の黒豆です。昨年この煮豆の写真を撮ったところ好評でした。ならばその豆の

オーナーになろうと2区画申込み、このたび枝豆収穫となりました。本当の収

穫は12月ですが、枝豆の黒豆も大きく味濃くそれはそれは美味しいものでした。

ただ、豆が立派ならば、株も大きい。雨中の収穫は悪戦苦闘となったのでした。

http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=436



■編集室便り


▽10月28日(土)・29日(日)は

「スローライフ・フォーラムin出雲の國」へどうぞ


年一度の“お出かけ・さろん”が、月末にやってきますね。フォーラムの

出雲・斐伊川の中山間地は、紅葉が美しい季節に。神話の里、たたら文化

の里をバスで巡る旅。宿での夜なべ談義、そして神野直彦先生の基調講演

と増田寛也会長らわがスローライフ学会の論陣のパネル討論・・・。

詳しくはこちらをご覧ください。



http://www.slowlife-japan.jp/modules/katsudou/index.php?page=detail&bid=332&req_uid


お申し込みはメールかお電話で。そろそろ締め切りとなります。

お問い合わせもスローライフへ。

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クオリティライフから・・・

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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。


岩手県遠野市

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和歌山県紀の川市

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奈良県吉野郡十津川村

http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

奈良県

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雲仙市

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飯山市 

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出雲市

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日本テレネット株式会社

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クオリティ株式会社

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アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社

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株式会社サンクス・ツー

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