サッカーにスローライフをみた、「さろん」でした。

6月18日「さんか・さろん」139回「スローな視点でJ1を語る」がありました。21人がお申込でした。講師は佐賀県佐賀市にお住いの坂田啓子さん。スローライフ運動は、はるか昔からご一緒している方。実はサッカーの「サガン鳥栖」が、J1に昇格する少し前から13年来の大ファン。スローライフの視点から、サッカーの世界を見渡していただきました。かつて、スローライフの考えに出会ったとき「ちょっと立ち止まって考える」ということに感銘を受けたとのこと。サッカーファンとしても、ただの勝ち負けだけでない、違う視点をとらえておいででした。

「サガン鳥栖」にチームカラーのいでたちで、まるでサッカースタジアムにいるような演出でお話しくださった坂田さんです。

「人口の少ない、資金力のないチーム、年俸も少ないのに頑張っている」「スタジアムに行くと、え?一人で来たの?と聞きたくなる小学生ひとりの姿。おそらく自分より高齢の方のひとり参加、などそれぞれで楽しんでいる。そういう人を受け入れる場だ」「小さなチームが選手を輝かせている。どんどん力をつけて、目立って輝いた選手が引き抜かれるということもあるが」「サポーターが災害時に応援し助け合う。横断幕に手書きで応援メッセージが書かれていたり、胸が熱くなる」「地域密着でお互いを大切にする。ほかの土地の人が自分のまちに来た人たちを、食事処などガイドしたりでもてなしている」「サガン鳥栖ファンの父がなくなる間際、ゲームを見せると輝く瞬間が。サッカーの力だ」などなど。

確かにサッカーの現場に、スローライフがあふれていることを教えていただきました。参加者からは、様々な質問感想が出ました。坂田さんのお人柄か、終始和やかな「さろん」となりました。きっと、サッカー、「サガン鳥栖」のファンが増えたことでしょう。

※今回は録画のYouTube配信はありません。ご承知おきください。